【ロサンゼルス23日】南カリフォルニアで最も交通量の多い405 FWYが大規模なプロジェクトが完了予定で、12月から渋滞などの緩和が期待される。
I-405プロジェクトは12月1日に完成する予定で、それに伴いオレンジ郡に2つの新しい一般車線と新しいエクスプレス・レーンが開通する。
オレンジ郡交通局が監督するこのプロジェクトは、2018年から進められてきた。
シールビーチの605フリーウェイとファウンテン・バレーのユークリッド・ストリートの間のフリーウェイの両側には、12月1日から新しい一般車線が設けられる。さらに、オレンジ郡の605号線とハイウェイ73号線の間にエクスプレス・レーンが開設される。
これらのレーンは、単独ドライバーは有料、2人乗りの車両は非ピーク時間帯は無料、3人以上乗りの車両、二輪車、退役軍人や身体障害者用のナンバープレートを付けた車両は常時無料となる。これらのレーンに入り、サービスを利用するには、FasTrakトランスポンダーとカリフォルニア州内の有料道路機関の有効なアカウントが必要である。
OCTAによれば、通行料は曜日や時間帯によって異なるが、平均3ドル程度になる見込み。レーンを走るのに最も料金が高くなるのは、金曜日の午後だろう。
交通局は12月までにプロジェクトを完全に軌道に乗せたいと考えているが、新しいエクスプレス・レーンではテストが必要である。
早ければ今週水曜日の夜から、ハイウェイ73の北行きカープール・レーンがテストのために閉鎖される。ハイウェイ22とフリーウェイ605の間の両方向のカープール・レーンも、早ければ11月1日から閉鎖される。これらの閉鎖はいずれも午後11時頃に開始される予定だ。
当局によると、12月1日までに新しく改良された405フリーウェイを開通させる予定だが、このスケジュールは変更される可能性がある。