【ロサンゼルス13日】ロサンゼルスのミッド・ウィルシャー地区にあるマッセリン・アベニューで水曜日、にじみ出るタールが路上に溜まったため、当局がドライバーに警告する看板を設置した。
タール漏れは数日前から続いており、オリンピック・ブルバードと8番街の間のマッセリン通りを走っていた車にタールが飛び散ったという報告があった。
ロサンゼルス市道路サービス局の職員は、ドライバーを誘導するためのコーンや標識を設置した。また、アスファルトの上に砂を撒き、タールの粘着を軽減した。
市当局は、この地域にタールを封じ込めるために作られた浸透ピットが、冬の大雨と地下水の上昇によって溢れ出たのではないかと考えているが、まだ調査中である。
水曜日の午後に発表された声明の中で、道路サービス局はこの問題を認識しているが、「この地域の自然現象であり、道路下の地面が雨や猛暑で飽和状態になったときに発生する可能性がある」と述べている。
約4年前にも、ウィルシャー・ブルバードとカーソン・アヴェニューの交差点付近の道路にタールが流れ込み、同様の事態が発生した。