【フォンタナ27日】サンバナディーノ郡フォンタナ市の住宅で26日に、別居していた妻(45)に発砲し、15歳の娘を連れて車で逃走していた夫アンソニー・グラツィアーノ容疑者が27日、ヘスペリアのフリーウェイ15号線で、警察との銃撃戦ののちに射殺された。
この銃撃戦で、警察による発砲が容疑者の助手席に乗っていた女性にあたり、女性は病院へ搬送され治療を受けている。この女性が15歳の娘である可能性が高いが、現時点で詳細は公表されていない。
発砲を受けた妻はトレーシー・マーティネスさん(45)で、26日に搬送先の病院で死亡。夫婦は離婚手続きの最中だったという。15歳の娘については、未成年者の誘拐時に発令される警報「アンバー・アラート」が出されていた。
警察によると、夫婦には息子もおり、グラツィアーノ容疑者には以前の交際相手との間に息子がいるが、2人とも無事だった。