LA郡で今年初めて ウエストナイルウイルスの人への感染報告(8/4)

【ロサンゼルス4日】LA郡公衆衛生局は、2021年シーズンのLA郡における人のWNV感染の最初の症例を確認した。感染者はサウスベイ地区の住民で、7月下旬にWNV熱で入院し、回復している。
 
蚊によって拡散するこのWNVを予防するワクチンや治療薬は現時点で存在しない。予防策としては、週に一度は屋内外を問わず、水の溜まっているものを空にし、清掃を行うことで、蚊の産卵を防ぐ。窓やドアには網戸を使用する。また、夜明けや夕暮れ時に蚊の多い場所を避ける。そして屋外では蚊に刺されないように腕や足を覆う服装を心がけるようにするなどがある。
 
WNVの症状としては、発熱、頭痛、吐き気、体の痛み、軽い皮膚の発疹などがある。また神経系に影響を与え、髄膜炎、脳炎、麻痺、さらには死に至ることもあるため、50歳以上の成人や慢性的な健康問題を抱えている人は、重症化するリスクが高くなるとしている。
 
 
 

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