LAの民家から大量の違法花火押収、処理中の爆発で16人が負傷(7/1)

【ロサンゼルス30日】ロサンゼルス市警は30日、サウス・ロサンゼルスの民家から重さ5,000ポンド近くの違法花火を押収した。爆弾処理班がこれらの花火をトレイラーに積み込み、処分していた際に爆発が起き、警官9人と爆弾処理班の1人、市民6人が負傷した。そのうちの市民3人が重傷。周辺住民は、爆発時に地震のような地響きを感じた。

 警察当局によると、花火が押収された民家に住む男1人が、危険物所持の容疑で身柄を拘束された。また、この家には子供2人も住んでいたため、男には、子供を危険にさらした罪への容疑もかけられた。

 4日の独立記念日を前に、各地で違法花火が打ち上げられているが、ロサンゼルス市では、花火の購入も打ち上げも違法。ロサンゼルス市では30日、ミッションヒルズのブランドパーク駐車場で、初の試みとして、花火の買い取りプログラムを実施。このプログラムでは、花火を「Target」や「Food 4 Less」のギフトカードと交換できる。

 ロサンゼルス市警はまた、市民が近所で行われている違法花火の売買や打ち上げをオンラインで通報できるポータルを、今年は例年よりも早く開設し取り締まりを強化している。

 その他の地域では、サンバナディーノ郡の違法花火取締班が29日、8日間の捜査期間中に合計9トン以上の花火を押収したと報告。リバーサイドでは、花火の使用者に最低1,000ドルの罰金を科している。

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