【ロサンゼルスで暮らす人々】明るくてあたたかい写真を 撮っていきたい

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スミス・香織  Kaori Smith


フォトグラファー

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■オレンジカウンティーで活躍するフォトグラファーのスミス香織さん。Instagram:@photographybykaori

「もともと両親が海外生活に憧れていたんです。青梅でスポーツ店を経営していた父は、そのお店を畳んで、家族で渡米しました。母の小さい頃からの夢だったんです。それが起きたのが、わたしが7歳のときでした。その後、日本に帰りますが、わたしはまたアメリカに帰ってきました。人生はまるで種まきみたいですね」オレンジカウンティーを中心にフォトグラファーとして活躍するスミス香織さんの半生はおもしろい。お話を伺ってきた。

1980年東京出身。両親と姉の4人家族。NIKEの発祥地ユージーンに惚れた父は、、香織さんが7歳の時に一家で、オレゴン州に引っ越した。緑と河に囲まれたユージーンという美しい街に5年間住んだ。両親は貯金で賄って暮らしていた。その街での時間が香織さんの心に残り、その後の人生を決めていくことになるのだが、この時はそんなことはもちろん知らない。

中学生になったとき、家族みんなで日本に本帰国。親戚が多く住む東京都八王子市に居を構えた。ユージーンでは補習校に行っていなかったため、ひらがなや漢字がほとんどわからない状態だった。両親はいじめを心配したが幸いにも大丈夫だったという。父はテンプル大学スタッフの職を得て再び働き始めた。

香織さんは英語を生かして、都立国際高校に帰国子女枠で見事入学。高校では、アメリカでやっていたサッカーやバレーボールに夢中になり、女子サッカー部を立ち上げてキャプテンに就任した。バイタリティーあふれる姿が目に浮かぶ。「本当に楽しい高校生活でした」充実の高校生活を送りながらも心の中では「日本を出よう。わたしはアメリカが合っている」と感じていたという。 心の声に従い、再び渡米して、サンタバーバラシティカレッジに入学。夏のクラスで写真のクラスを取って夢中になったことがこの道を決めるきっかけになった。3年後、Calpoly San Luis Obispoに編入。Art & Designの写真科で本格的に学んだ。「ずっと机に座っているのは向いていなかったので、写真は合っていたと思います」

サンディエゴのエキスポでLa-vieという会社に出会い、採用され、ハワイでウェディングフォトグラファーとして9年間活躍した。そのハワイでご主人と出会い、結婚し、アーバインに引っ越し。4人のStepsonと2人の実子の母親となった。Stepsonの一番下が1年前に大学で家を離れたため、現在は夫と2人の子どもたちと暮らしている。

「家族写真を多く撮ります。七五三やバースデーパーティー、Newbornのお祝い、駐在で来ていた家族で日本に帰る前に撮りたいなどあらゆるシーンに対応して撮影しています。明るくてあたたかい写真を撮っていきたいと思っています」

■香織さんのご家族の写真。夫、2人の子ども、両親、姉と。
■香織さんの娘の七五三を自身で撮影。

 

(11/4/2026)

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