UCLAとUSCがAI特化の学位プログラムを新設 卒業後のキャリア形成見込む(8/28)

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【ロサンゼルス27日】UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)とUSC(南カリフォルニア大学)がこの新学期から、人工知能(AI)に特化した分野で学位を与えるプログラムを新たに設置した。両校は、AIを一部または全面的に軸とした学位プログラムが卒業後のキャリア形成につながり、将来的に成果をもたらすと見込んでいる。
 USCでは、ヴィテルビ工学部が初の学部レベルの人工知能学位プログラムを開設する。この専攻は、同学部内の「マーク・アンド・メアリー・スティーブンス・コンピューティング・アンド・人工知能スクール」に設置される。学生たちは4年間をかけて、この技術の構築方法を学び、創薬、ロボット工学、農業といった多岐にわたる分野への応用を学ぶことになる。

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 UCLAでは独自のアプローチで全米初の独立した「デジタル・ヒューマニティーズ学科」を開設した。この学士課程では、社会学、考古学、歴史学、人種・ジェンダー研究などの分野に、AIやデジタルツールをどのように統合するかを学生に指導する。

 UCLAでは、2011年に開設されたデジタル・ヒューマニティーズの副専攻が開設され、これが発展して今回の学部が誕生した。副専攻の開設当初は、年間約25人の学生を受け入れる規模で設計されたが、その後、同大学で最も人気のある副専攻の一つへと成長し、現在では200人以上の学生が在籍するという。 

 ロサンゼルスの有力な教育機関であるこれら2大学のAI学位プログラムの新設は、カリフォルニア州および全米で増加しつつある大学群の動きに沿ったもの。多くの大学生が、中学・高校時代にチャットボットやソーシャルメディアのフィードを通じて初めてAI技術に触れた世代で、これらの技術に迅速に対応している。

 また、カリフォルニア大学サンタバーバラ校も、この秋からAI専攻を開設する。サンディエゴ州立大学は昨年、カリフォルニア州立大学システムで初めてとなる「人工知能と人間の責任」を専攻とする学士課程を開設した。この課程では、コンピュータサイエンスに加え、AI倫理や「テクノロジーと身体」に関する科目が組み合わされている。

 一方で、カリフォルニア州でコンピュータサイエンス分野の二大強豪であるスタンフォード大学もカリフォルニア大学バークレー校も、学部レベルのAI学位プログラムは設けていない。今月、UCバークレー校は、人工知能と機械学習を専門とする2学期制の新しい専門職学位プログラム「人工知能・機械学習修士課程」を発表した。スタンフォード大学は、コンピュータサイエンス専攻内の10のトラックの一つとして人工知能を提供している。また、統合的なアプローチを採用しているのはカリフォルニア工科大学(Caltech)。同大学側は、AIの専攻や副専攻を設けるのではなく、学生がAIと機械学習を基礎的なレベルで理解し、そのツールを多くの分野に応用できるよう育成している、と説明した。

 国内に目を広げてみると、全米で最も入学難易度の高い私立大学のうち、カーネギーメロン大学、MIT、ペンシルベニア大学の3校も、AIの学士号を授与している。ノースウェスタン大学では、この学位プログラムが秋学期から開始される。デジタル・ヒューマニティーズの分野は、その存在がさらに限られている。アイビーリーグの大学や、ミシガン大学やバージニア大学のような主要な公立大学で、デジタル・ヒューマニティーズの学位を授与したり、関連学科を設置したりしているところはない。ペンシルベニア大学では副専攻として提供。プリンストン大学とジョンズ・ホプキンス大学は、デジタル・ヒューマニティーズの研究センターを運営している。

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