ベル・エアの4億ドルの超豪邸、売れたら米国史上最高額に 税金だけで2,380万ドル、すでに数名が購入希望(5/6)

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【ロサンゼルス6日】ベル・エアで先週、超豪華邸宅が4億ドルで売りに出され、売れた場合、米国史上最高額の住宅売買記録が更新されることになる。
 この豪邸は、39の寝室、59のバスルームがある広さ7万平方フィートの物件で、19世紀以来、石油資源に恵まれたカタールを統治してきた超富裕層、アル=サーニ家の本邸。
 米国の住宅売買額の記録では、2019年にニューヨーク市のペントハウスを2億3800万ドルで購入したケン・グリフィン氏が現在の記録保持者。カリフォルニア州内では、2024年にマリブの邸宅を2億1000万ドルで売却したオークリー創業者のジェームズ・ジャナード氏が最高額の記録を保持している。
 アル=サーニ家は2010年、ベル・エアのこの土地を更地として3,500万ドルで購入した。不動産エージェントのジャック・ハリス氏によると、彼らは時間と資金に制限を設けず、10年近くにわたり4億3,000万ドルをこの邸宅に投じたという。
 2018年に完成したこの豪邸は、ベル・エア・カントリークラブを見下ろす8エーカーの岬状の敷地に位置している。23室の寝室を備えた本館、16室の寝室を持つゲストハウスに加え、映画館、ウェルネス施設、テニスコート、複数のプールなど、数多くの設備が整っている。屋外には彫刻が点在するなだらかな芝生が広がり、ロサンゼルスのダウンタウンからカタリナ島までの景色を一望できる。
 10年近くかけて数億ドルもの資金を注ぎ込んだにもかかわらず、売却することになった理由についてハリス氏は、アル=サーニ家が予想していたほどこの物件を利用していないからだと説明した。
 一戸建て住宅が4億ドル、あるいはそれに近い価格で販売できるかどうかは、まだ未知数。ハリス氏は、この価格設定は物件に見合ったものだと述べ、すでに数名の購入希望者から関心が寄せられていると話した。
 南カリフォルニアでは、過去数年にわたり同程度の販売価格を目指した物件がいくつか市場に出たが、いずれも目標には程遠い結果に終わった。ビバリーヒルズでは、2018年に157エーカーの土地が10億ドルで市場に出されたが、所有権を巡る争いが原因で、差し押さえ競売にて10万ドルで売却されることになった。ベル・エアでは、10万5,000平方フィートの注文住宅が5億ドルで売り出されたが、完成する頃にはすでに老朽化が進んでおり、結局1億4,100万ドルで競売にかけられた。
 ベル・エアの今回の物件はロサンゼルス市内に位置するため、530万ドルを超えるすべての売買に対して課される譲渡税である「ULA法(Measure ULA)」に基づく「大邸宅税」の対象となる。仮に4億ドルで売却された場合、大邸宅税だけで2,380万ドルになる計算だ。

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