LAに今夏125台の速度取締カメラ設置 スピード違反減少に期待、再犯防止効果も(4/30)

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【ロサンゼルス29日】サンフランシスコ市内に速度取締カメラを設置し一年間のデータを分析した結果から、過度なスピード違反が80%近く減少するなどの効果が出たことから、ロサンゼルスでも7月末までに、15の地区に計125台のカメラが設置されることが発表された。
 この速度取締カメラの措置は、スピード違反や交通死亡事故の急増に対処することを目的として、2023年に署名された法案により承認された5年間の試験プログラムの一環。実施対象エリアにはロサンゼルス、サンノゼ、オークランド、グレンデール、ロングビーチ、サンフランシスコの各市が含まれる。
 サンフランシスコでは市内33カ所に速度取締カメラが設置されたそれらのカメラとその他の交通検知機器から収集されたデータを1年間にわたって分析した結果、制限速度を時速10マイル以上超過する「過度なスピード違反」が80%近く減少したことが判明した。
 カメラ導入により、交通量に占める速度超過の割合は1年以内に25%からわずか2%~6%へと激減した。また、警告や違反切符を受けたドライバーの3分の2近くが再犯しなかったことから、この技術が行動への変化ももたらすことが示唆され、全米のその他主要都市における速度取締カメラの成功事例と一致した。
 専門家は、危険な運転を減らす効果を最大化するため、速度取締カメラと路面標示、スピードバンプ、そして取り締まりの強化を組み合わせることを推奨している。
 ロサンゼルスでは市内の数十の道路、具体的にはスクールゾーン内や、ストリートレースの常習地として知られる道路、あるいはスピード違反が原因で交通事故が多発している道路に、125台の速度取締カメラが設置される予定。制限速度を時速11マイル以上超過して走行しているところを撮影されたドライバーには罰金が科される。罰金額は超加速度によって異なり、50ドルから500ドルまでに設定されている。
 ロサンゼルス交通局の最近の報告書によると、ロサンゼルスにおける交通死亡事故数は2024年から2025年にかけて減少したものの、事故による死者数は依然として高い水準で推移しており、全交通死亡事故の約3分の1は速度超過が原因となっている。

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