LAでの撮影増加へ試験的プログラム導入 小規模映画撮影の許可取得を安く迅速に(4/22)

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【ロサンゼルス21日】撮影離れの深刻化に歯止めをかけるため、非営利団体「FilmLA」とロサンゼルス市は21日、小規模な映画制作を対象に、撮影許可の費用引き下げを迅速に実施する試験的プログラム「Low Impact Permit Pilot Program」の導入を発表した。映画に代表されるロサンゼルスのエンターテイメント産業を守るための取り組みの一環。
 「FilmLA」はロサンゼルス市および郡の映画当局として、地元の管轄機関と連携し撮影許可や制作の調整を行っている。デニス・ガッチェスCEOは、「Low Impact Permit Pilot Programを導入し、制作側にとって手続きをシンプルかつ迅速にしたい」と語った。
 この新しいプログラムは、予算が限られている小規模な制作を対象に、撮影許可の取得をより容易かつ手頃な価格にするもの。許可申請料の931ドルを350ドルに引き下げるほか、ロサンゼルス消防局は、制作現場に対する抜き打ち検査の料金(spot check fee)も廃止する。
 バス市長は会見で、ロサンゼルスが映画製作の誘致をめぐり、他の州や国々と競合していると指摘。「私たちは力を合わせ、カリフォルニア州の映画・テレビ税額控除を2倍以上に引き上げた。そして先月、業界からの要望に応え、ロサンゼルスでの撮影コスト削減など、市としていくつかの措置を講じた」と、その取り組みについて述べた。
 例えば、グリフィス天文台での撮影費用はこれまで10万ドルかかっていたが、現在は3万ドルに抑えられ、ロケ現場に配置される市職員の数も削減された。
 「Low Impact Permit Pilot Program」は、許可申請件数や顧客満足度を検証し、コスト削減が6ヶ月を超えて維持可能かどうかを確認するためのパイロット事業として実施される。同プログラムの対象条件、料金、要件の詳細などについては、「FilmLA」のウェブサイトで閲覧できる:https://info.filmla.com/general-information/low-impact-permit-pilot-program

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