なぜ魚?「Good Friday」の食文化 “肉を食べない”日に食卓に並ぶのは日本でも定番の魚(4/3)

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【ロサンゼルス3日】今日はGood Friday(聖金曜日)。イースター直前のこの日は、キリスト教においてイエス・キリストが十字架にかけられ亡くなった出来事を記念する、非常に厳かな日です。約2000年前のこの出来事は単なる悲劇ではなく、「人々の罪を背負い、救いをもたらした犠牲」として受け止められており、そのため“Good”という言葉が使われています。この日、多くの信者は祈りや断食、静かな時間を通して、自らの内面と向き合います。

食事にもその精神は表れており、特にアメリカでは肉(とくに牛や豚などの赤身肉)を避け、代わりに魚を食べる習慣が広く根付いています。魚は質素で節制を象徴する食べ物とされ、宗教的な意味合いと実用的な理由の両方から選ばれてきました。家庭や地域によって違いはありますが、定番としてよく食べられるのはタラ(cod)やハドック(haddock)といった白身魚で、これらは衣をつけて揚げたフィッシュフライやフィッシュ&チップスとして楽しまれます。また、サーモンやトラウトのような脂ののった魚は、オーブンでハーブと一緒に焼いたり、シンプルにレモンバターで仕上げたりと、家庭料理としても人気があります。

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アメリカでよく食べられる魚

アメリカでは地域や家庭によって違いはありますが、代表的なのは次の通りです:

定番は白身魚

  • Cod(タラ)
    → フィッシュ&チップスの王道
  • Haddock(ハドック)
    → 東海岸で人気
  • Tilapia(ティラピア)
    → 安価で調理しやすい

さらに、エビやカニといったシーフードもよく食卓に並び、南部ではナマズ(catfish)のフライが定番になるなど、地域色も見られます。教会やコミュニティでは「フィッシュフライ」と呼ばれる食事イベントが開かれることも多く、人々が集まりながらも、この日の持つ静けさと意味を共有します。

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