加州の「Vax for the Win計画」、賞金5万ドルに6人が当選(6/11)

【ロサンゼルス11日】カリフォルニア州が先月打ち出した、新型コロナウイルスのワクチン接種加速化へ、接種者の中から抽選で総額1億1,650万ドルの賞金を贈る「Vax for the Win計画」で、11日に行われた抽選会の結果、賞金5万ドルへの当選者6人が選ばれた。

当選者は非公表だが、在住の郡はロサンゼルスが3人、オレンジとサンディエゴとリバーサイドが各1人だった。「Vax for the Win計画」のうち、ワクチン接種者の中から金曜日の抽選会で計30人に各5万ドルが当たるこの「$50,000 Fridays」では、先週金曜日にも15人が当選した。このうち2人と連絡が取れなかったため、代替の勝者がすでに選ばれている。

「Vax for the Win計画」では、少なくとも1回のワクチン接種を終えた加州在住者が対象になっており、賞金を受け取るにはワクチン接種の完了が条件となる。コロナ規制のほとんどが解除される6月15日には、各自に150万ドルの賞金が当たるラッキー当選者10人が選ばれる。

カリフォルニア州のニューサム知事は、11日に行われた賞金授与式で、先週5万ドルを当てた17歳のナンシー・グティエレスさんにチェックを贈呈。知事は、カリフォルニア州のワクチン接種率が毎週13%ずつ上昇していると報告し、他州の多くでワクチン接種が低迷している中、同計画の効果が出ていると評価した。11日までに、カリフォルニア州では4千万回分近くのワクチンが接種された。

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