【ダウニー20日】ホリデーシーズンに人気のメキシコをはじめとした南米の伝統料理「タマル」の季節が到来し、ロサンゼルスの老舗店には、今年もまた熱心な料理人たちが詰め掛けて、店舗をぐるりと囲むほどの行列ができている。
この老舗店は、ダウニーにある「アマポーラ・マーケット」。象徴的なマサ粉を含むタマルの材料を売る定番店として数十年の実績を持つ。クリスマスが近づくにつれ、店の行列は常に長くなるが、南カリフォルニア各地から多くの人が”巡礼の旅”をするのには別の理由がある。
2025年、全米で食料品価格が上昇する中、「アマポーラ・マーケット」はこのホリデーシーズンに価格据え置きを決定。長年支えてくれた忠実な顧客への感謝を示し話題を集めている。
「お客様は家族同然」と「アマポーラ」の広報担当イツェル・メンドーサさんは語る。「あらゆる物価が上昇する中、アマポーラは顧客が『タマルのような伝統的料理が高価すぎて作れない』と悩まないように価格据え置きを決めた」と話す。
メンドーサさんによれば、月曜日と火曜日はアマポーラで最も混雑が予想されるため、購入希望者はできるだけ早めの来店が望ましいとのことだ。
https://www.amapolamarket.com/about-us