シナモンパウダーが鉛汚染の疑いでリコール カリフォルニアを含む複数の州で販売(12/11)

【ロサンゼルス11日】ラッキーフーズブランドのシナモンパウダーの製造業者は、鉛汚染の可能性があるためリコールを発令した。

米国食品医薬品局(USDA)は、ニューヨーク州ブルックリンのTBC Distribution Corporate社が、真空包装に2027年9月15日までの賞味期限が記載されているLucky Foodsブランドのシナモンパウダー40g袋を、鉛汚染レベルが上昇している可能性があるためリコールすると発表した。

USDAによると、非常に低濃度の鉛に短期的に曝露しても症状が現れない場合もあるが、血中鉛濃度の上昇が鉛曝露の唯一の明らかな兆候となる可能性がある。

米国疾病予防管理センター(CDC)は、鉛曝露は子供の健康に深刻な害を及ぼし、脳や神経系の損傷、成長発達の遅れ、学習・行動障害、聴覚・言語障害、IQの低下、注意力の低下、学業成績の低下を引き起こす可能性があると述べている。

成人の場合、慢性的な鉛曝露は腎機能障害、高血圧、神経認知機能への影響と関連していることがわかっている。

USDAによると、このシナモンパウダーは、2025年4月11日から2025年9月1日の間に、カリフォルニア州、フロリダ州、ジョージア州、イリノイ州、メリーランド州、ミシガン州、ノースカロライナ州、ニュージャージー州、ニューヨーク州、オハイオ州、オレゴン州、ペンシルベニア州、サウスカロライナ州、テキサス州の食料品店、コンビニエンスストア、スーパーマーケット、デリカテッセン、ベーカリー、レストランに流通されたとのこと。

現在までに健康被害の報告はなく、USDAによると、TBC Distribution Corporate社は当該製品供給業者との取引を停止した。USDAは、消費者は当該製品を摂取すべきではないと注意している。

※画像:USDA

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