無人ロボタクシー「Waymo」がLA、SF、フェニックスで高速道路を走るサービス開始(11/12)

【ロサンゼルス12日】カリフォルニア州マウンテンビューに本社を置く「Waymo」の無人ロボタクシーが12日から、サンフランシスコ・ベイエリア、ロサンゼルス、フェニックスで高速道路を走るサービスを開始した。
 「Waymo」によると、高速道路利用は当初すべての乗客に提供されず、高速道路利用を希望する乗客はウェイモアプリで設定を選択することで、高速道路経由の乗車にマッチングされる可能性があるという。
 また同社は12日、サンノゼ(サンノゼ・ミネタ国際空港含む)へのサービス拡大を発表。現在フェニックス・スカイハーバー空港でサービスを提供中で、パイロットプログラムを通じてサンフランシスコ国際空港へのサービス試験運用を実施中。ロサンゼルス国際空港では現時点でサービスを提供していない。
 同社によれば、他都市における高速道路利用は現在試験段階にあるという。
 「Google」の親会社「Alphabet」傘下の「Waymo」は、オースティンとアトランタでも自動運転車サービスを提供しており、来年までにワシントンD.C.、マイアミ、ダラスへの拡大を計画している。またニューヨーク市ではロボタクシーサービスの試験運用を行っており、先月にはニューアーク・リバティー国際空港へのサービス試験を開始したと発表した。
 「Waymo」は昨年CBSニュースに対し、同社のロボタクシーの25%が高速道路利用の恩恵を受けると述べた。同社は1年以上前から従業員や招待客向けに自動運転タクシーの高速道路走行サービスを提供している。同社によれば、高速道路での運行はアリゾナ州公安省およびカリフォルニア州ハイウェイ・パトロール局と共同で開発した拡張運用プロトコルによって支えられているという。

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