LA動物園にボルネオ・オランウータンの赤ちゃん誕生 霊長類では15年ぶり(11/7)

【ロサンゼルス6日】ロサンゼルス動物園でこのほど、絶滅危惧種であるボルネオ・オランウータンのオスの赤ちゃんが誕生した。同園で霊長類の赤ちゃんが生まれるのは約15年ぶり。
 園によると、赤ちゃんが生まれたのは10月10日で、母親の「カリム」と人目につかない場所で過ごしていたが、このほど「Red Ape Rain Forest」にお目見えした。
 園の広報担当によると、カリムに抱かれた可愛い赤ちゃんの姿を見るには朝の時間がおすすめだという。
 霊長類の中で、オランウータンは人間に次いで子供の面倒を見る期間が長く、出生後8年間にわたり育児を続ける母親もいるという。
 カリムは現在43歳で、子供は3頭目。そのうちの1頭であるメスのエルカは14歳になる。
 オランウータンと人間はDNAの97%をシェアしているといい、広報担当は、同園で久々に見られるオランウータンの親子の交流やユニークな行動をぜひ見に来て欲しいと呼び掛けている。赤ちゃんの名前はまだ決まっていないという。

※画像:Los Angeles Zoo

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