LAX  第5ターミナル、全面解体と再建工事スタート(10/28)

【ロサンゼルス28日】ロサンゼルス国際空港の第5ターミナルは、全面解体と再建工事の一環として、段階的に閉鎖される。新ターミナルは2028年オリンピック・パラリンピック競技大会前に開業予定だ。

ロサンゼルス・ワールド・エアポーツによると、ターミナルの最終運用日は10月28日で、航空会社の移転は火曜日から開始されます。ジェットブルー航空は火曜日にターミナル1へ、スピリット航空は水曜日にターミナル2へ、アメリカン航空は10月28日にターミナル4へ移転する。

この閉鎖は、LAXの300億ドル規模の資本改善プログラムの一環であり、ターミナルの改修や徒歩旅行者向けの設備強化も含まれている。LAWAは、移行期間中の混乱を最小限に抑え、乗客のスムーズな移動を維持することが目標であると述べている。

「LAXの変革に向けた重要な一歩を踏み出すにあたり、ターミナル5の閉鎖は、世界クラスの空港体験を提供するという私たちの取り組みにおいて極めて重要な節目となります」と、LAWAの最高空港運営責任者であるダグ・ウェブスター氏は述べた。

LAXの数十億ドル規模の大規模改修は、2028年のオリンピックに加え、2026年のFIFAワールドカップ、2027年のNFLスーパーボウルといった注目度の高い国際イベントに向けて、多くの海外旅行者を迎える準備を進める中で実施される。

同空港の自動運転ピープルムーバーは、当初の計画より数年遅れており、再び遅延しなければ、2026年夏までに開通する予定だ。

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