ロサンゼルス動物園に2頭のチンパンジーの赤ちゃん誕生 ともに健康、母親との絆深める(9/26)

【ロサンゼルス26日】ロサンゼルス動物園で過去数週間のうちに、2頭のメスのチンパンジーの赤ちゃんが誕生し、お祝いムードに溢れている。

 最初の赤ちゃんは8月20日、35歳の母親ヨシと26歳の父親プイワの間に生まれた。2頭目の赤ちゃんは9月9日、18歳で初めての出産となった母親ヴィンディの間に生まれた。

 ロサンゼルス動物園によると、両方の赤ちゃんと母親はともに健康で、絆を深めているという。

 ロサンゼルス動物園はチンパンジーの保護において長い歴史を持ち、その一環として「動物園水族館協会(AZA)」が運営する「チンパンジー種保存計画(SSP)の繁殖プログラム」を実施している。この取り組みは北米のチンパンジー個体群の遺伝的多様性と持続可能性を高めることを目的としている。

 国際自然保護連合(IUCN)によると、チンパンジーは絶滅危惧種に分類されている。

 同園の哺乳類担当学芸員キャンディス・スクリメンティさんは「これらは当園にとって重要な誕生で、歓迎すべき新たな仲間」と喜んだ。

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