【ロサンゼルス20日】J・D・ヴァンス副大統領は、トランプ政権による移民政策の最近の施行により、市内各地で混乱と抗議活動が続いていることを受け、金曜日にロサンゼルスを訪問する。
ホワイトハウスは金曜日の朝、ヴァンス副大統領が訪問中に、複数機関が参加する連邦統合作戦センターと連邦移動指揮センターを視察する予定であると発表した。
また、ヴァンス副大統領は、指導部や海兵隊員らと会談した後、短い発言を行う予定である。
副大統領の訪問は、米国移民関税執行局(ICE)の捜査官の活動と国外追放をめぐって市内で混乱が続く中で行われた。
今月初め、ヴァンス氏はソーシャルメディアにデモについて投稿した。
「外国の国旗を掲げた反乱が移民執行官を攻撃している一方で、アメリカの政治指導者の半数は国境警備を悪と決めつけている」と、6月7日付のXへの投稿には記されている。
一方、ロサンゼルス市長のカレン・バス氏やカリフォルニア州知事のギャビン・ニューサム氏を含む地元政治家たちは、ロサンゼルスへの米軍派遣に公然と反対を表明し、これは不当であり違憲であり、事態を悪化させるだけだと主張している。