【ロサンゼルス5日】5月7日(水)より、米国で商業航空機に搭乗する際にREAL ID対応の運転免許証が必要になる。
今後数日、または数週間以内に飛行機に搭乗予定の人は、TSA(米国運輸保安局)によるこの義務化の施行に伴い、空港での遅延や長蛇の列が予想されている。
空港で渡航の際に提示できるその他の身分証明書には、有効な米国パスポート、パスポートカード、永住者カード、国土安全保障省(DHS)認定のトラベラーカード、または軍人身分証明書などがある。
REAL ID非対応の運転免許証および州発行の身分証明書は、連邦規制対象の民間航空機への搭乗、連邦政府施設へのアクセス、または原子力発電所への立ち入りには認められない。
混雑に対応するため、一部のDMV事務所は5月10日(土)のみ、REAL ID申請の予約を受けつける。
以下の事務所は、5月10日午前8時から午後1時まで、予約制で営業。
- Concord (2070 Diamond Blvd.)
- Fullerton (909 W. Valencia Drive)
- Glendale (1335 W. Glenoaks Blvd.)
- Oakland (5300 Claremont Ave.)
- Poway (13461 Community Road)
- Riverside East (6425 Sycamore Canyon Blvd.)
- Roseville (7200 Galilee Road)
- San Clemente (2727 Via Cascadita)
- San Jose (111 W. Alma Ave.)
- Thousand Oaks (1810 E. Avenida De Los Arboles)
- West Covina (800 S. Glendora Ave.)
カリフォルニア州民は、REALID.dmv.ca.gov にアクセスし、オンライン申請書に記入して必要な書類をアップロードすることで、REAL ID を申請することができる。
5月7日以降も引き続きREAL IDの申請は可能。
REAL ID法は、9/11委員会の勧告に基づき、州発行の運転免許証および身分証明書の最低限のセキュリティ基準を定めるため、2005年に議会で可決された。
