【サンタモニカ28日】サンタモニカのユークリッド・ストリートとブロードウェイ近くにある無人タクシー「Waymo」の充電ステーションで騒音が絶えないとして、近隣住民が苦情を訴えている。
この充電ステーションは約半年前にオープンし、何百台もの車両を収容している。
充電ステーションでは、車両のバックアップアラートのビープ音や、車のアラームが鳴るなどし、近隣住民は、運転手のいない車が充電することで睡眠やリラックスが妨げられると言っている。
これに対してWaymo側は声明を発表し、「我々は良き隣人であるよう努めている。現在、市交通局と対話を続けており、近隣住民の懸念に対処するための緩和策を検討し、実施するために、交通局と積極的に協力している」と述べた。
苦情が寄せられ始めてから数週間、Waymo側は現場での作業時間を制限し、より静かな機器を購入し、敷地から漏れる音と光を緩衝しようと木を植えるなどしたという。
近隣住民からは、バックアップアラートのビープ音や充電場内のハミング音を下げるか止めるなど、さまざまな解決策が提案されている。市とWaymo側のリーダーたちは、連邦政府の規制により、EVが歩行者や自転車に存在を知らせるためにビープ音を鳴らすことが義務付けられているため、騒音への苦情の解決方法はより複雑だと述べている。