ワシントン公園とビクトリー公園の野球場を再開 土壌検査で安全を確認(4/28)

【パサデナ25日】1月に起きた山火事により土壌が人体に有害な鉛で汚染された可能性があったために検査が行われていたパサデナ市ではこのほど、検査の結果、安全性が確認され、市内のワシントン公園とビクトリー公園の野球場の使用を再開した

 ロサンゼルス郡公衆衛生局が、イートン火災の焼け跡の周辺地域で鉛の濃度が州および連邦のガイドラインを上回っていることを発見したため、市は先週、用心のため野球場を閉鎖した。この結果を受けて、ワシントン公園、ビクトリー公園、その他5つの公園を含む、この地域と隣接する地域で追加検査が行われた。

 しかし、さらなるスクリーニングの結果、鉛のレベルはカリフォルニア州有害物質管理局のガイドラインである80ppmを下回り、環境保護庁の基準値である200ppmよりもはるかに低いことがわかった。さらに、重金属の検査結果も州および連邦の規制値を下回っていた。

 パサデナ市の発表によると、ワシントン公園の樹木エリアで51.9ppmという最高レベルの鉛が検出された。最も検出値が低かったのはロビンソンパークの北球技場で1.9ppmだった。

 ロサンゼルス郡公衆衛生局によると、被災地に建っていた家屋には、1979年以前に一般的に使われていた「鉛」を含む塗料が使われたものが多い。カリフォルニア工科大学の報告によれば、アルタデナ市の住宅の90%以上は1975年以前に建てられたもの。

Pasadena Park

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