ロサンゼルスでの映画・テレビ撮影日数が昨年比で22%減少 「Film LA」調べ(4/18)

【ロサンゼルス14日】ロサンゼルスの映画・テレビ制作における2025年第1四半期の撮影日数が昨年比で22%減少したことが、「Film LA」の最新調査で分かった。

 ロサンゼルスでは何年も前から映画製作機会の流出が続いており、より多額のリベートや払い戻しをスタジオに提供する、他の州や国での撮影が増えている。

 そんな中、ニューサム州知事と民主党議員は、テレビや映画の制作費を取り戻すための財政的インセンティブを大幅に増やす法案の成立へ向けた動きを進めており、その中の提案には、税額控除を3億3000万ドルから7億5000万ドルに引き上げるものも含まれる。

 コロナパンデミックやハリウッドの俳優・脚本家によるストライキ、最近の大規模な山火事は、映画・テレビ業界が抱える撮影の危機を悪化させた。インターネットやソーシャルメディアが主流となる中で、業界がこれらの変化にどう対応していくがに注目が集まる。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。