【ロサンゼルス7日】殿堂入りしているテニスプレーヤーのビリー・ジーン・キングさんが7日、スポーツ・エンターテイメント部門で女性として初めて、ハリウッドのウォーク・オブ・フェイムに星を授与され、友人のマジック・ジョンソンさんとオスカー俳優のジェイミー・リー・カーティスさんとともに式典に出席した。
キングさんが受け取った2,807個目の星は、歴史的なパンテージ・シアターの向かい、ハリウッドとヴァインの有名な交差点近くに設置された。キングさんは、「重要なことは、私が最後の一人になりたくないということです」と集まった観衆に語った。
このセレモニーでキングさんは、初期のWTAツアーで戦ったロージー・カザルスさんやジュリー・アンソニーさん、そして引退した同ツアーのアスレチック・トレーナー、コニー・スプーナーさんらと再会した。また、5度のメジャー・チャンピオンに輝いたマリア・シャラポワさんと、元WTA CEOで現全米オープンのトーナメント・ディレクターであるステイシー・アラスターさんも顔を見せた。
キングさんはロングビーチで育ち、ロサンゼルスやビバリーヒルズのテニスクラブでプレーし、そこで出会ったルシル・ボール選手やドリス・デイ選手のようなスターに影響を受けた。家族は音楽と映画好きで、グラウマンズ・チャイニーズ・シアターで映画を見るのは家族の特別な時間だったと回顧。この度の星の授与を母が喜んでいるだろうと述べた。
キングさんは今年1月、第136回ローズパレードのグランドマーシャルを務め、昨年は米国議会ゴールドメダルを受賞した。