遺伝子検査の「23andMe」が破産申請 買い手探しへ(3/25)

【ロサンゼルス24日】かつて飛ぶ鳥を落とす勢いで人気だった遺伝子検査会社「23andMe」が23日、破産を宣言し、買い手を探すと発表した。

 同社はまた、最高経営責任者(CEO)で共同設立者のアン・ウォジツキ氏が即刻辞任し、後任に最高財務・経理責任者(CFO)のジョー・セルサベージ氏が暫定最高経営責任者として就任すると発表した。 

 「23andMe」は昨年11月、リストラ計画の一環として従業員の40%を削減することを決め、役員全員が辞任していた。

 「23andMe」は、消費者向けと治療向けの2種類のサービスを提供している。「S&P Capital IQ」によると、消費者向けサービスは、祖先や遺伝的健康状態に関する情報を提供するもので、特定の疾患を子供に遺伝させるリスクも含まれる。治療向け部門では、がんや免疫疾患などの治療法の開発や研究を行っている。

 

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