パリセーズ・ファイヤー被災地での水道水飲料禁止通達を7日に解除 LA市長(3/7)

【ロサンゼルス6日】ロサンゼルスのカレン・バス市長は6日の記者会見で、山火事「パリセーズ・ファイヤー」の被災地全域での水道水の飲料禁止通達を7日に解除すると発表した。山火事発生から約2ヶ月が経過し、やっと飲料水の安全が戻る。

 バス市長は、ロサンゼルス市水道電力局CEO兼チーフエンジニアのジャニッセ・キニョネス氏とともに、同市の新しい統合公益事業再建オペレーションセンターで記者会見し、この情報を共有した。

 バス氏はまた、パシフィック・パリセーズ地区における復興作業が予想よりも数ヶ月早く進んでいると報告。再建プロセスを迅速化し、家族が1日も早く自宅に戻れるよう支援する市のコミットメントを強調した。

 キニョネス氏によると、水道電力局は「パリセーズ・ファイヤーが発生した数日後の1月10日に “Do Not Drink”の通達を出したという。その後は作業員が週7日、被災地の水道管を洗浄し、テストして、その結果すべての安全レベルを満たすことができたと話した。 

 キニョネス氏によると、住民は水を使用する前に、すべての水道の蛇口を最大限に開いた状態で約10分間流す必要があるという。このステップは一度だけ行えばよく、その後水は安全に使用できる。すべてのトイレは少なくとも1回は洗浄し、水が澄んでいない場合は繰り返し洗浄すること。また、空の食器洗い機と洗濯機をすすぎサイクルで1回まわし、製氷機で余った氷は捨てる、古い浄水器は交換すること、などがアドバイスされた。

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