パリセーズ火災、17,000エーカーに拡大 ロサンゼルス史上最大の被害(1/9)

【ロサンゼルス8日】ロサンゼルス史上最悪の山火事となった1万7000エーカーのパリセーズ山火事の鎮圧に消防隊が苦戦する中、木曜日にはさらに突風が吹くと予想されている。

当局は、少なくとも1000棟の建物、その多くは住宅が火災で焼失したとみている。火災は火曜日、ハリケーン並みの強さで乾燥したサンタアナの風が吹く中、ノース・ピエドラ・モラダ・ドライブ周辺で発生した。

木曜の朝、火災は17,234エーカーに及んだが、鎮火には至っていない。原因は引き続き調査中である。

800 人以上の消防隊員がセスナやヘリコプターを使用して、鎮火にあたっているが、最大時速 60 マイルの突風は木曜日まで続くと予想されており、難航を極めている。

避難命令はパシフィック・パリセーズから太平洋まで広がり、サンタモニカ、マリブ、トパンガの地域も含まれていた。カラバサスの住民と企業は木曜日も避難警報下にあった。

AP通信によると、パリセーズ火災は1,000棟の建物が破壊され、被害額は数百億ドルに上るとみられる。

水曜日の夕方、ハリウッドヒルズで急速に広がる山火事が発生、何千人もの住民が家から避難した。サンセット山火事は、消防隊が制圧し、深夜に避難命令を解除するまでに、約40エーカーを焼き尽くした。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。