【ロサンゼルス8日】水曜日、ロサンゼルス郡で発生した 4 件の火災により、当局によると暴風が午前中にかけて悪化する見込みである中、複数の避難命令と警告が出されている。ロサンゼルス郡消防局長は、1,000 棟以上の建物が破壊され、2 人が死亡したと発表した。
強風がロサンゼルス北西部を襲ったことでパリセーズ火災が爆発的に拡大し、パシフィック・パリセーズの少なくとも 3 万人の住民が避難を余儀なくされている。パリセーズ地域のほか、イートン、ハースト、ウッドリーで火災が発生している。
カリフォルニア州森林火災局 (CalFire) によると、パリセーズ火災は火曜日の太平洋標準時午前 10 時 30 分に最初に報告され、水曜日朝5000 エーカーに拡大し、制御不能となった。
ロサンゼルス郡消防局によると、1万300戸以上の住宅が火災の危険にさらされており、被害を受けたり破壊されたりした建物の数は不明。
避難する住人が殺到しているため、ロサンゼルスの主要道路のいくつかが渋滞し、多くの人が車を道路に放置して徒歩での避難を余儀なくされている。
2つ目の山火事、イートン火災は火曜日の夜、ロサンゼルス郡北部のアルタデナの丘陵地帯で発生し、避難命令が出されている。カリフォルニア州消防局によると、少なくとも1,000エーカーが焼失した。
3つ目の山火事、ハースト火災は火曜日の夜遅くにロサンゼルスのシルマー地区で発生し、数百エーカーがあっという間に焼失したため、避難を余儀なくされた。
4つ目の火災はウッドリー火災は水曜日の早朝に発生した。
この事態を受けて、カリフォルニア州知事ギャビン・ニューサムは、火災を受けて非常事態を宣言した。