【ロサンゼルス20日】先週、ロサンゼルス国際空港からフィラデルフィアへ旅行していた女性が、複数のナイフや花火など、機内持ち込み禁止品を数点所持していたため、検査を受けた。
12月15日午後10時頃、同空港ターミナル4でセキュリティ検査を通ろうとした際、この機内持ち込み禁止のものが発見された。
女性が保安検査場を通過しようとしたとき、運輸保安局の職員がX線検査で何か不審なものを見つけた。
バッグは脇に置かれ、警官らが捜索したところ、爆竹の箱、ポケットナイフ3本、催涙スプレーの缶が発見された。また、ピストル型のキーホルダー2個と糸切りバサミも見つかった。
TSAは、この発見はLAXで最も勤続年数の長い職員にとっても極めてで珍しいことであり、国内の空港を旅行する際に持ち込んではいけないものの典型例であると述べた。
TSAは、休暇旅行シーズンのため、世界中の保安検査場はすでに混雑していると述べ、旅行者は「空港に来る前にバッグの中身をもう一度確認する」よう促した。
TSAは地元当局に通報し、当局は旅行者に事情聴取を行い、花火を押収した。
花火やその他の爆発物は連邦法でいかなるフライトにも持ち込みが禁止されており、ナイフや「レプリカ銃器」は預け荷物にのみ持ち込みが許可されている。
TSAの規則では、偶発的な発射を防ぐ安全装置が装備されている限り、4オンスの催涙スプレー1本を預け荷物に入れることが許可されている。2%を超える催涙ガスを含む護身用スプレーは、すべてのフライトで厳しく禁止されている。
しかし、TSAによると、一部の航空会社は催涙スプレーの輸送を禁止している。
旅行者が特定の品物を機内に持ち込めるかどうかわからない場合は、MyTSAアプリをダウンロードするか、ソーシャルメディアで問い合わせるか、AskTSA(275-872)に「Travel」とテキスト送信して回答を求めることができる。