「LA Times」のフードフェスティバルで80人が体調不良に 牡蠣によるノロウイルスの可能性(12/20)

【ロサンゼルス19日】「LA Times」のフードフェスティバルでこのほど、ノロウイルスの集団感染が発生し、約80人が体調を崩したことが分かった。

 このイベントは、「LA Times」の編集者が選ぶ南カリフォルニアのベスト・レストラン101を祝う試食会で、ここで出された牡蠣が原因となり食中毒が発生した可能性が高い。

 参加者の中には、痛みを伴うけいれん、吐き気、嘔吐などの症状を訴えた人もいた。ノロウイルスに感染した場合、12時間から48時間症状が続く。

 ロサンゼルスの有名レストランの一つでこの催しに参加した「Providence」によると、提供された牡蠣はカナダのブリティッシュコロンビア州バンクーバー近郊の養殖場でとれたものだという。この催しの衛生検査官は、牡蠣の取り扱いと提供の規定にサインをしていた。

 カリフォルニア州公衆衛生局は、この集団感染の10日後、カナダ産の牡蠣について州全体に警告を発した。 

 ロサンゼルス郡公衆衛生局が現在、ノロウイルスが集団発生した詳しい原因を調べている。

 

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