ウォルナットで19歳のアジア系女性市議誕生 史上最年少の当選、将来はロースクールへ進学の目標も(12/12)

【ウォルナット11日】ウォルナットの市議会にこの度、アジア系アメリカ人の19歳のケイリー・メイ・ロウさんが全米史上最年少で当選し、11日に市議就任の宣誓を行った。

 ロウさんは、わずか16歳でマウント・サンアントニオ・カレッジを卒業し、在学中に3つの準学士号を取得。その後、グランド・キャニオン大学で学士号を取得し、数ヶ月前にはジョンズ・ホプキンス大学で修士号を取得した。

 ロウさんが恩師と仰ぐエリック・チン前市議が、下院議員選挙に立候補するために同市議の議席が空いたことから、ロウさんが市議への立候補を決意し、チン前市議もこれを手助けした。ロウさんは常日頃から地方自治に興味を持ち、以前から母親と市議会のミーティングに参加することもあったという。

 幼い頃から教育の価値を教えてくれたのは両親だと話すロウさん。私を育ててくれたこのコミュニティーに恩返しができる機会を得られ、本当に感謝している」と話した。ロウさんの祖父は1960年代に香港からアメリカへ移住。祖父はロウさんの当選を見届けることなく10月に92歳で他界したが、レストラン経営でアメリカンドリームを実現し、英語を話さなくても投票し続けた祖父の生きざまはロウさんに大きな影響を与えたと話した。

 ロウさんは、将来はロースクールへ進学する目標があるという。

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