【ロサンゼルス21日】南カリフォルニアでは、昨年に比べて気温が高い日が多いため、コルクガシなどの木々はより多くの樹液を出すようになり、歩道や車の表面がその樹液によりベタベタするという報告が増えている。
このベタベタな樹液を出しているのは、ワインのボトルの栓に使われるコルクの原料であるコルク樫。サンルイスオビスポのカリフォルニア工科大学など、カリフォルニアの一部の場所でコルク樫が栽培されているが、南カリフォルニア地域では干ばつ耐性と丈夫さで人気がある。
パサデナの公共事業管理者で認定樹木医のギャレット・クロフォード氏によるt、南カリフォルニアを襲った9月の熱波にも耐えたが、木は高温でストレスを受け、そのため樹液の分泌量が増えたという。
「オークの木はそのような気候にかなり適応しているとはいえ、突然の気温上昇とその後の長時間にわたる暑さは木に大きなストレスを与えた」とクロフォード氏は語った。