MTAバスがハイジャック 容疑者が運転手に銃を突きつけ逃走 ロサンゼルス(9/25)

【ロサンゼルス25日】水曜日の早朝、MTAバスが乗客を乗せたまま、サウス・ロサンゼルスからダウンタウンまでハイジャックされ、警察により1人が射殺された。

午前12時45分ごろ、サウス・ロサンゼルスのバーモント・ノールズ地区にあるサウス・フィゲロア・ストリートとマンチェスター・アベニュー付近のバスで、凶器による襲撃事件が発生した可能性があるとの無線連絡を警察官が受けた。

当局によると、バスに乗っていた人物が銃を取り出し、バスの運転手が「 911 CALL POLICE」と表示されたパニックボタンを作動させ、バス前方の、通常は行き先が表示される電光掲示板に助けを求めた

警官は、バスが西117丁目と南フィゲロア通りの近くで停車しているのを発見したが、警官が近づくと動き出したため、追跡を開始した。警察によると、容疑者は運転手に銃を突きつけていたという。

警官はスパイクストリップを使用してバスのタイヤをパンクさせ、スピードがでないように試み、約1時間後、ロサンゼルスダウンタウンの東6番通りと南アラメダ通りでバスは止まった。

バスが停止すると、SWAT隊員が閃光弾を放ち、運転手は窓を破って脱出した。

警察によると、SWAT隊員は重傷を負わなかった乗客を救出し、別の乗客はバスの中で複数の銃弾を受け苦しんでいた。身元不明の被害者は地元の病院に運ばれ、死亡が確認されている。

捜査当局は、追跡が始まる前にハイジャック犯が被害者を撃ったとみている。

容疑者は拘束されたが、発砲の動機は不明のままである。

 

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