【ロサンゼルス23日】ロサンゼルス前市長のアントニオ・ビヤライゴーサ氏(71)が23日、2026年のカリフォルニア州知事選挙に出馬する意向を表明した。
ビヤライゴーサ氏は、「カリフォルニア州は努力と決意次第で何でもできる州だが、最大の難題に立ち向かうには州を率いる問題解決者が必要」と、知事選出馬の理由を述べた。
ビヤライゴーサ氏は、2018年の加州知事選に出馬したことがあるが、最終的にギャビン・ニューサム現知事に敗れた。
第41代ロサンゼルス市長だったビヤライゴーサ氏は、1872年以来初のラテン系の市長として支持を得た。声明では、2005年のロサンゼルス市長、また加州下院議員として諸問題の解決で実績を残したとアピール。「市長就任初年度から最終年度にかけて、暴力犯罪は48%激減し、ロサンゼルスはアメリカで最も安全な大都市のひとつとなった」とアピールした。