建設中の野生動物用横断歩道の近くでマウンテンライオンが事故死(6/18)

【ロサンゼルス16日】アゴウラ・ヒルズのフリーウェイ101号線で15日朝、マウンテンライオンが死んでいるのが発見された。

 現場は、マウンテンライオンなどの野生動物の交通事故を減らすために建設中の野生動物用横断歩道(Wallis Annenberg Wildlife Crossing)からほど近い場所。新鮮な血痕があったことから、このマウンテンライオンはフリーウェイを横断中に車にひかれた可能性が高い。

 全米野生生物連合のベス・プラット地域事務局長によると、死亡したマウンテンライオンは監視用の首輪をしておらず、年齢や性別を含め、詳しいことは分かっていない。

 9200万ドルをかけて建設されている、世界最大規模の野生動物用横断歩道は、2022年に着工し2026年に完成する予定。

プラット事務局長は、この横断歩道が今回のようなマウンテンライオンの交通事故死を防ぐ手立てになることを願うと話した。

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