ユダヤ人学生がUCLAを提訴、親パレスチナ派の野営をめぐり(6/6)

【ロサンゼルス5日】UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)に通うユダヤ系学生3人が5日、4月から5月にかけて同校キャンパス内に設置された親パレスチナ派学生らによる野営地が、ユダヤ人学生や教職員の授業やオフィス、図書館への出入りを妨害し、反ユダヤ主義的な言葉を浴びせたとして、カリフォルニア大学学長とUCLAの指導部を相手取り、連邦訴訟を起こした。

 宗教的権利を専門とする非営利団体「Becket」と法律事務所「Clement & Murphy, PLLC」が、2人の法科大学院生と1人の学部生に代わって訴訟の手続きを行った。

 非営利団体「Becket」のマーク・リエンジ代表は、UCLAがデモ隊に屈服し、「ユダヤ人学生がキャンパスから隔離されることを許した 」と主張。原告の学生たちは、「連邦州法に基づく権利の喪失に対する補償的、懲罰的、名目的な損害賠償」と、弁護士費用およびその他の費用を要求している。

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