南米の「強盗観光」組織のメンバー4人を逮捕 住宅に隠しカメラ設置する手口(5/22)

【グレンデール21日】玄関先の鉢植えなどにカムフラージュした隠しカメラを設置し、住人の外出時間などを監視して強盗を働いていたコロンビア国籍の男4人が20日、グレンデールで逮捕された。強盗を目的に観光ビザで入国する南米拠点の国際的組織のメンバーとみられる。

 最近、チノヒルズとテメキュラでも、住宅の前庭から何者かが設置した隠しカメラが見つかる事件が報告されており、強盗を目的にした新手法である可能性が高く注意が呼びかけられている。

 警察によると、グレンデールで逮捕された4人は20代後半で、車のヘッドライトを点灯せずに走行していたために警察車両に停車を促されたが応じず、カーチェイスの末に身柄が確保された。その後の捜査で車内から、木の葉でカムフラージュされたバッテリーパック充電システム付きのビデオ監視装置、盗品の宝石箱、変身用と思われる建設用の作業帽とベストなどが見つかり逮捕された。

 警察によると、逮捕された4人のうちの1人はすでに4月30日に強盗容疑で逮捕されており、釈放後も犯行を繰り返していたと思われる。

 警察は犯人グループからWiFi信号を妨害する装置を回収しており、これは、家庭のWiFiシステムを妨害し、従来のホームセキュリティシステムやカメラのフィードをカットして、侵入が家主や警察に知らされるのを遮断するのだという。

 警察は、不審な隠しカメラなどのデバイスが見つかった場合などは通報するよう求めている。

 

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