ワインの都「テメキュラ」が全米で最も住みやすい町のベスト50にランクイン(5/1)

【リバーサイド郡30日】リバーサイド郡の小さな町「テメキュラ(Temecula)」がこのほど、雑誌「Money magazine」が選ぶ全米で最も住みやすい町のベスト50に選ばれた。

 同誌によると、今年の「住みたい町ベスト50」に選ばれたのは、経済発展を遂げている生活費が高すぎない町で、多様性や生活の質が共存する町。同誌はテメキュラを、ワインで有名なことにかけて「グラスを傾ける(そして家族を持つ)のに最適な場所」とたたえた。 

 テメキュラには現在50のワイナリーがあり、ブドウの木とワインが毎年多くの観光客を惹きつけている。ジェームス・”スチュウ”・スチュワート市長は、テメキュラに住むことはまるでホールマーク映画(クリスマスシーズンに放送される特別な映画)の中に住んでいるようだと言い、「誰もが故郷のような感じがする町。人口は11万人だが、オールドタウンに行くと、長年の知り合いにも出会える」とその魅力を語った。

 「Money magazine」はテメキュラを、ロサンゼルスやサンディエゴよりも手ごろな価格で、良い学校区と自然へのアクセスが容易な地域密着型の町と評している。パームスプリングスやジョシュアツリー国立公園が近いのも魅力。

 今年の「住みたい町ベスト50」に入ったテメキュラ以外のカリフォルニア州の都市はサクラメントだけだった。

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