LASD保安官、交通取締中に現金盗み起訴される 「信頼裏切った責任大」と地方検事 (4/18)

【ウィッティア17日】昨年、ウィッティアでの交通取締中に一般の運転手から現金を盗んだ容疑でこのほど、ロサンゼルス郡シェリフ局(LASD)の保安官ジェシカ・リン容疑者(39)が起訴された。

 ロサンゼルスのジョージ・ガスコン地方検事によると、リン容疑者は昨年4月15日の午前2時45分頃、窓のカーフィルムの色が濃すぎるとの理由で交通取締中に車を停止させ、運転手が有効な運転免許証を所持していないことを発見。この際に運転手の小銭入れから現金を奪い、証拠を隠して虚偽の報告書を提出したとされる。

 リン容疑者は、「小銭入れはそのまま近くのゴミ箱に捨てた」などと虚偽の警察報告書を提出し、証拠改ざん、植え付け、隠蔽した重罪1件の罪状で起訴された。7月2日に罪状認否が行われる予定で、950ドル以下の軽窃盗罪にも問われている。

 ガスコン地方検事は、「法律を守り、地域社会を守ることを任された保安官がこのような犯罪を犯し、一般の信頼を裏切った責任は大きい」と非難した。

 全容疑で有罪となった場合、リン容疑者は最高6年2ヵ月の州刑務所への禁固刑が科されることになる。

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