【ロサンゼルス5日】ドジャースの大谷選手は3日、本拠地ロサンゼルスのドジャースタジアムで行われたジャイアンツとの試合に2番・指名打者で先発出場し、移籍後初となる今シーズン1号のソロホームランを打った。
そのホームランボールをつかんだ女性がKTLAに語った。
長年のドジャースファンであるアンバー・ローマンさんは、水曜日の夜、大谷選手のドジャースでの初ホームランをつかんだ。
しばらくするとローマンさんの元に警備員が近づいてきて、ボールをキャッチしたローマンさんにご褒美をあげたいと言ったという。
球団関係者と話をするために、警備員に連れられローマンさんはブルペン近くまで歩いた。そこで大谷選手がこのホームランボールを欲しがっていたことを関係者から聞いた。
ローマンさんは大谷選手にサインをしてもらいたかったが、球団側からボールを保管するのであればサインはしないと言われたという。
ローマンさんは、ボールを返すようにプレッシャーを感じ、結局ホームランボールを2つの帽子、ボール、バットと交換したという。
ローマンさんはダグアウト席やサイン入りジャージ、少なくとも大谷に会いたかったと残念な表情をみせた。
ホームランボールは推定10万ドルの価値がある。
コメントを求められたドジャースの広報担当者はKTLAに、ローマンさんが良い経験をしなかったことを残念に思っている。再びローマンさんをスタジアムに招待したいと語っている。