メトロバスにAI技術搭載のカメラ設置、バスレーン違反者の取締実施(12/11)

【ロサンゼルス11日】ロサンゼルスでこのほど、メトロバスのフロントガラスにAI技術でプログラムされたカメラを設置し、バスレーンを違法に利用するドライバーのナンバープレートの画像を撮影し違反切符を切る新しいプログラムが実施される。

 このシステムは、サンフランシスコやワシントンDCですでに導入されているものと同様で、特にバス専用レーンとされている時間帯にレーンを使用する違反ドライバーを取り締まる。2021年にカリフォルニア州議会で可決された、メトロのような交通機関に対しバスにカメラを設置することを許可した法案に基づくもので、パイロット・プログラムとして実施され、少なくとも2027まで延長される。

 ドライバーは違反切符を切られる前に1回の警告を受け、再犯の場合に違反切符を切られる。ロサンゼルス郡では、バスのローディングゾーンに駐車した場合の罰金は250ドルとなっている。

 法律では、撮影された画像は一定期間後にすべて破棄することが義務付けられている。違反切符が切られていない場合は15日以内、切符が切られている場合は60日以内に画像を削除しなければならない。

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