南カリフォルニア高速鉄道プロジェクトにバイデン政権から30億ドル ラスベガス(12/5)

【ラスベガス5日】ネバダ州選出の当局者によると、ラスベガスと南カリフォルニアを結ぶ高速鉄道計画は、火曜日にバイデン政権から線路敷設開始のために30億ドルを拠出するとの確約を得た。

ブライトライン・ウエストが主導する120億ドル規模のこのプロジェクトは、何十年も前から話題になっていたが、ジャッキー・ローゼン上院議員が記者団に語ったところによると、現在、フリーウェイ15号線沿いの約218マイルの工事を開始するために必要な権利と環境の承認、労働協約をすべて取得しているとのこと。

工事開始日は発表されていない。しかしローゼン氏は、2028年にロサンゼルスで夏季オリンピックが開催される頃には、電気で動く列車が乗客を運んでいるかもしれないと述べた。

フロリダに本社を置くブライトラインの創設者であり会長であるウェス・イーデンス氏は、ジョー・バイデン大統領の訪問が予定されている金曜日にラスベガスで開催されるイベントに先立ち、声明の中で「我々は仕事に取り掛かる準備ができている」と述べた。

ローゼン氏とキャサリン・コルテス・マスト上院議員(共に民主党)は、ネバダ州選出の連邦議員全員とカリフォルニア州選出の下院議員4名を含む超党派グループを率い、4月にバイデン大統領に対し、彼らが官民パートナーシップと呼ぶものに向け、連邦インフラ資金を最大37億5000万ドルまで拠出するよう要請した。

 

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