設置100周年を記念して10月31日を「Hollywood Sign Day」に制定 LA市議会(11/1)

【ロサンゼルス31日】ロサンゼルス市議会は31日、ハリウッドサインの設置100周年を記念して、10月31日を「Hollywood Sign Day」とし、市を象徴する看板のマイルストーンを祝った。

 ハリウッドサインのあるマウント・リーを含む第4区を管轄するニティヤ・ラマン市議は31日の議会でプレゼンテーションを行い、有名なサインの維持、修理、安全確保を目的とする非営利団体「Hollywood Sign Trust」の活動を高く評価した。同団体は今年、「Los Angeles Conservancy」から2023年の「Preservation Award」を授与された。

 このサインはもともと、1923年に「ハリウッドランド(HOLLYWOODLAND)」の文字が並ぶ看板として、住宅開発の宣伝のために設置されたのが始まり。看板は、1年半ほどの間の設置予定だったが、映画の都ハリウッドとして当地が有名になったことから、この地のシンボルとして残された。

 ハリウッドサインは1973年に歴史的文化財に指定された。1978年には、ハリウッド商工会議所がこのサインを守るためのキャンペーンを開始し、同じデザインで元の大きさの、より恒久的な新しいハリウッドサインを建設するために25万ドルを集めることを目標に掲げた。看板は1978年10月に再建されるまで、何年にもわたり放置され、修理されながら「生き延びた」という。

 

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