故ファインスタイン氏後任のバトラー上院議員、来年の選挙には立候補しないと表明(10/20)

【ロサンゼルス19日】先月90歳で死去したカリフォルニア州選出の民主党上院議員ダイアン・ファインスタイン氏の残りの任期をまっとうするため、加州知事により指名されたラフォンザ・バトラー氏は19日、任期満了に伴う2024年の選挙には立候補しないことを表明した

 上院議員には、ケイティ・ポーター議員(アーバイン)、アダム・シフ議員(バーバンク)、バーバラ・リー議員(オークランド)ら著名な民主党議員がすでに立候補を表明している。最近になり、共和党の元ドジャース・スター、スティーブ・ガーベイ氏も出馬を表明した。

 世論調査でリードしているのはシフ氏とポーター氏。両者は今回の選挙で最も多くの資金を調達しており、今後数カ月で数千万ドルを費やすことになる。カリフォルニア州の 「ジャングル・プライマリー」制度では、3月の予備選挙で最多得票を得た2人の候補者が、政党に関係なく11月の決選投票で争う。

 バトラー氏は政治の世界で成功したにもかかわらず、公職に就いたことがなく、カリフォルニアの有権者には比較的無名だった。もしバトラー氏が上院選に出馬することなったら、広大な同州で選挙戦を成功させるために必要な数百万ドルを迅速に集めるという難題に直面したのは必至だ。 

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