【ロサンゼルス19日】南カリフォルニアの内陸部からベイエリアにかけて、秋の熱波が続く中、19日午前10時から午後8時まで、ロサンゼルス、サンディエゴ、ベンチュラ郡のバレー地域、オレンジ郡内陸部、サンタモニカ、サンタスサナ山脈、パロスバーデスヒルズに高温注意情報が出された。
オックスナードにある国立気象局の気象学者ライアン・キッテル氏によれば、ロサンゼルス郡のバレー地域は19日、90度代から100度代の高気温が記録され、この時期の平均気温を最大20度上回る暑さとなっている。
サンタモニカ山地では94度から101度、パロスバーデスヒルズでは85度から93度の最高気温が予想。ウッドランドヒルズは、1991年に記録された最高気温101度を更新、もしくはそれに並ぶと予想され、パームデール、パソロブレス、ランカスターは10月19日の最高気温に迫る可能性がある。
キッテル氏によると、21日の土曜日までに州全体の気温は大幅に下がる見通し。「20日金曜は数度涼しくなり、21日土曜はかなり涼しくなるだろう。そして22日の日曜日はさらに冷え込み、最高気温は概ね70度を超えるだろう」と予測した。