【ロサンゼルス12日】イングルウッド警察の元警官がコカイン流通の罪を認めることに合意したと、米司法省が木曜日に発表した。
ウィッティア在住のジョン・アベル・バカ(47)は、2021年に2回に分けてコカインを配布したことを認めた。
司法省はニュースリリースの中で、同署に21年間勤務したベテランが、協力した証人にコカインを渡し、その後2万2000ドルと引き換えに同じ証人にコカイン1キログラムを渡したと述べた。
2回のコカイン配布のうち最初の1回で、バッカは目撃者に購入希望者のためのコカインのサンプルを渡した。数日後、バッカは目撃者の職場に「コカイン1レンガ」を持ち込み、彼らの家から現金2万2000ドルを集めた。
「司法取引の合意で、バッカはIPDの留置場から麻薬を盗み転売するなど、警察官としての信頼される立場を乱用したことを認めた」と検察側は述べた。
バッカは10月17日、コカイン頒布罪1件で正式に有罪を認める予定である。今のところ、彼は110万ドルの保釈金で釈放されている。彼は連邦刑務所で最高20年の刑を受けることになる。
司法省の広報担当者によると、バッカとともに働いていたとされる情報提供者、ジェラルド・エコノモに対する裁判はまだ係争中である。