「エンデバー」のロケット・モーターがCalifornia Science Centerに到着 新展示場が2025年までに完成(10/11)

【ロサンゼルス11日】「California Science Center」が4億ドルをかけて建設している「Samuel Oschin Air and Space Center」に、スペースシャトル「エンデバー」とともに展示されるロケット・モーターが11日、モハべ砂漠の航空宇宙ポートからロサンゼルスの同センターまで運ばれた。

 ロケット・モーターは、7本のフリーウェイを通り、2日間かけて約160マイルの距離を移動した。

 「California Science Center」は2011年、宇宙飛行を経験した現存するシャトル3機を常設展示する全米で3つしかない博物館の1つに選ばれ、2012年にスペースシャトル「エンデバー」が運び込まれた。

 20階建ての高さとなる壮大な展示場「Samuel Oschin Air and Space Center」には、エンデバー号が打ち上げられる間際のように展示される予定で、これに隣接してロケット・モーターが設置される。エンデバー号は年末まで展示され、来年1月頃に仮設格納庫から新展示場に移動され、これまでの水平状態から垂直状態に吊り上げられる予定となっている。

 カリフォルニア科学センター財団は、20万平方フィートの航空宇宙センターを完成させるために積極的に資金調達を行っており、4億ドルの目標のうち3億5000万ドルを集めた。起工は2022年春で、センターは2025年までに完成する予定。

 

 

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