【ロサンゼルス6日】マサチューセッツ州ウースターに住む14才の少年が、超激辛で知られる米パキ社(PAQUI)の「ワン・チップ・チャレンジ」という袋入りトルティーヤチップスを学校で食べたところ、その日のうちに合併症を発症し死亡したと、米ニュースサイト「TMZ」などが9月5日伝えた。
正式な死因はまだわかっていない。
少年の名前はハリス・ウォロバ(14)さん。
パキ社が製造する同商品のパッケージには至るところに警告マークがあり「お子様や、特定のアレルギーをお持ちの方、からいものに敏感な方は食べないでください」という注意書きもあった。
亡くなった少年の母親によると、ハリスさんは問題のチップスを食べた後、腹痛を起こしたと学校側から連絡を受けた。その後、ハリスさんは帰宅し症状が改善したため、バスケットボールの練習に出かけた。だが、その途中で倒れ緊急搬送されたが、病院で死亡が確認された。
母親は「学校はハリスさんを保健室に連れて行くのではなく、すぐに病院に向かわせるべきだった。彼の命を救えたかもしれない」として学校側の対応を強く批判している。
「TMZ」の記事では、そのチップスが誰によって提供されたのかは書かれておらずわからなかった。自宅から持って行ったのか、学校で提供されたのか、学校で友達などからもらったのかは不明。
パキ社はすでに、この「ワン・チップ・チャレンジ」を購入した人への返金に応じているという。