【ロサンゼルス25日】日本政府観光局(JNTO)がおこなった7月19日の発表よると、6月の訪日外客数は2,073,300人で、新型コロナウイルスで訪日外客数が大幅減少した2020年2月以降、初めて200万人を突破したことがわかった。
訪日外客数とは、法務省集計による出入国管理統計に基づいた永住者を除いた外国人旅行者
のこと。
加えて、2023年上半期の時点で訪日外客数は1000万人を突破しており、今年1月〜6月に日本を訪れた外国人観光客は1071万2000人を超えている。
地域別にみると、台湾などの東アジア地域において訪日外客数が増加したこと、また米国や豪州において2019年同月比を超える回復を見せたことが今月の押し上げ要因となった。なお国際線定期便に関しては2023年夏ダイヤ時点で、コロナ禍前の約6割まで運行便数が回復し、その後も東アジアを中心に、増便・復便が続いている。
筆者が6月下旬に訪れた原宿のDAISOは8割が外国人客で、英語、韓国語、中国語が日本語よりも聞こえてきていた。日本政府は4月29日、長きにわたる水際対策を撤廃した。そのことが影響していることは疑いようがない。