【トーランス9日】トーランス市のクレンショー通り沿いに9日、「Metro C Light Rail」の終点となる新施設「Mary K. Giordano Regional Transit Center」が開設され、グランドオープンを祝う記念式典が催された。
この施設の広さは5エーカーを超え、ロサンゼル地区への公共交通機関でのアクセスを拡大することになる。
記念式典に参加した、同エリアを管轄する第43区のマキシン・ウォーターズ下院議員は、「Hollywood ParkやSofi Stadiumなどへも行きやすくなり、サウスベイ地域全体の交通サービスを強化することになる」と期待を寄せた。
施設の名前は、トーランス市に30年間勤務し、地域に貢献するプロジェクトに資金を提供するため尽力したメアリー・K・ジョルダーノ氏にちなんで名づけられた。すでに他界しており、施設のグランドオープンを見届けることはできなかったが、9日の式典にはジョルダーノ氏の夫のジム・スペクト氏が参加し、「彼女にとっての夢の実現だ」と喜びを述べた。